よく頂くご質問
- Q1 鍼は痛くない?
- 大丈夫、痛くありません。
ただ、初めて鍼治療をする時はみなさん緊張してからだが硬くなっています。
そんな時は必要以上に神経も過敏になって痛く感じるものです。
痛みを治すための治療で、さらに痛い思いをしたくないですよね。
そんな時は、なるべくからだに負担の少ない治療を心がけていますので、安心してくださいね。
- Q2 鍼治療による感染は大丈夫ですか?
- 患者さんにとって一番気になることは、安全な治療が受けられるかどうかだと思います。
治療院内の衛生管理、特に治療用具の管理は治療する私たちも一番神経を使っています。
当院でも鍼は使い捨てを使っており、一人の患者さんに使った鍼は、治療後廃棄しています。
また、シャーレ等の器具は全て高圧滅菌器(オートクレーブ)で消毒しています。
当然ですが、他の患者さんに使った鍼を使うことはないので、感染の心配はありません。
- Q3 鍼の数が多いほどよく効きますか?
- 鍼の本数が多いほどよく効くというわけではありません。
からだに対して適切な刺激量(本数や鍼の刺す深さ)というのは、同じ患者さんでも日々違います。
その日の体調にあった治療を選択していますので、同じ症状でも治療内容が異なる場合があります。
- Q4 鍼灸の副作用はありますか?
- 治療のあと、一時的にいろいろな症状が出ることがあります。
主に眠気やだるさ、からだが熱くなるといった程度です。
このような反応を東洋医学では「瞑眩(めんげん)」といい、効果の現れととらえています。
また治療がクセになるという心配をお持ちの方もいると思いますが、東洋医学は病気を治療するのではなく、一人ひとりの健康増進と病気予防にこそ真価を発揮する医学でもあります。
食事や睡眠と同じように治療もライフサイクルの中に取り込んだほう良いでしょう。
当院でも数年来、病気でもなく体調管理だけのために通院されている方が大勢いらっしゃいます。
月に1回程度でも定期的に通院する方がより健康的な生活を送れると思います。
- Q5 毎日通わないといけないの?
- ぎっくり腰のような急性の痛みや運動障害が出ている場合は毎日通っていただくことがあります。
慢性の症状での治療の場合は治癒まである程度の期間が必要となりますが、最初は週に1~2日、
症状の緩和にあわせて週に1回、月に2回というように段階的に変わっていきます。
ある程度症状がなくなるまでの目安については、治療の際にご説明致します。
鍼灸治療については予約優先となっていますので、お電話で時間の確認をお願いします。
- Q6 治療のあとはお風呂に入れますか?
- 炎症性(捻挫やぎっくり腰など)の症状が無い場合、治療後1~2時間したあとの入浴は問題ないと思います。
治療後疲れやだるさが残っていたら控えた方がいいでしょう。
- Q7 治療のあと、お酒は飲めますか?
- 炎症が強くある場合はNGです。その際にはこちらから注意をさせていただきます。
その他の場合は治療直後でなければ良いと思いますが、治療の疲れが残っている場合がありますので、飲み過ぎには気をつけて。
また、治療前の飲酒は絶対に控えてください。正確な診断ができなくなりますので飲酒直後の治療はお断りしています。ちなみに、“二日酔い”にも鍼灸治療はよく効きます。
- Q8 「鍼灸=お年寄り」というイメージがあるのですが…?
- 確かに一般的にはそういうイメージがあるかもしれませんね。
当院ではスポーツ選手のトレーナーをしている関係だと思いますが、小学生から高校生といった学生、また働き盛りの30代から40代のサラリーマンやOL、主婦といった年代が多く通院されています。
- Q9 受診のとき、気をつけることは?
- 気をつけるというほどではありませんが、いくつかのお願いがあります。
1、 当院はひとりひとりの治療時間を確保するため予約優先制となっています。
・初診時または再診時には予約状況を電話でご確認お願いします。
・予約の時間に来ることができなくなったときにはキャンセルの連絡をお願いします。
2、 初めて来院される際には次のことをお聞きします。
・現在の気になる症状とその経過、原因など
・病院へ通院中の方は治療内容や服用されている薬、常用している薬、健康食品など
3、次のような場合は治療をお断りすることがあります。
・伝染病の恐れがある場合
・悪性腫瘍や心疾患などの恐れがある場合
・飲酒過度(酩酊状態)の場合
・高熱がある場合
・血圧が著しくに高い或いは低い場合
・精神異常をきたしている場合
・その他、重篤な状態のとき
- Q10 保険はききますか?
- お悩みの症状により、種類が違う保険治療を選択していただきます。
・柔整治療(骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷)
・鍼灸治療(神経痛・リウマチ・腰痛症・五十肩・頚腕症候群・頚椎捻挫後遺症・その他)
鍼灸治療の場合は「対象となる疾患であること」「医師の同意書があること」の2点が条件です。
交通事故での障害にも保険は適用されますが、担当の保険会社の承諾が必要です。
詳しくは当院受付にてお問い合わせ下さい。
- Q11 なぜ肩がこるの?
- 肩こりの原因のほとんどは運動不足からくるものです。
特に家事や事務職など、同じ姿勢で手先を使う仕事の人はほとんど肩こりといって間違いありません。
肩こりを自覚していない人でも触ってみると、コチコチということは少なくありません。
対処法としてはやっぱり運動が一番です。
体操やエアロビクス、水泳などが良い運動といえます。
毎日運動しても肩がこっているという人の場合は、自分でも気が付かないストレスを抱えていることが多いですよね。
ストレス慣れしているとからだの反応も鈍くなり、症状が悪化しても気が付かなくなります。
毎朝、起きた時にからだの疲れが抜けない時は治療が必要な、からだからのサインと思ってください。
- Q12 痛いときやコリがあるとき、温めるのか冷やすのか
- 一般的に急性期の炎症性の痛み(打撲、捻挫など)は冷やし、慢性期には温めます。
急性期の炎症でも、湿布よりも氷やアイスノン、冷えピタなどで冷やす方が治りが早いですよ。
肩こりや腰痛症、慢性の神経痛などはお風呂やホッカイロなどで温めると良いでしょう。
当院では温湿布は皮膚がかぶれることが多いのであまりお勧めしていません。
- Q13 肥満にも効果はある?
- 全身の調整をする東洋医学は肥満についても効果的です。
肥満のタイプにもよりますが、一度当院のカウンセリング(無料)受けてみられてはいかがでしょうか。
当院では美容のためのダイエットではなく、疾病治療の延長として痩身治療を考えています。
産後やストレスでの体重増加、過食・冷え性・運動不足など、原因や悩みは人それぞれです。
いろいろ努力はしたけれど、一人で頑張るにも限界がありますよね。
エステサロンのような高額なローンや健康食品を勧める事もありませんので、その点も安心してご来院ください。